シート防水工法

布状の長尺(巻物)を接着剤や、粘着材料に施された粘着層により
施工面に張付けて防水層を形成する工法でシートの材質及び
施工法により数種類ございます。ラップジョイントがあるため、
塗膜工法とは違い共通してシームレス施工は出来ません。
一般工法は密着工法ですが、近年では下地を選ばない絶縁
工法も多様化されております。また、金属デッキに断熱材を敷き、
メカニカルに固定する後方も最近では流行っております。
共通して言えることは、沢山の役物(障害となる基礎や
出隅入隅など)がある場合切込みを入れるので急所となります。


1.合成ゴム(EPDM加硫ゴム)系のシート防水工法
施工法 溶剤系の接着剤により張付け施工
メカニカルに機械固定で絶縁工法もある
長 所 施工価格が安い
一般的に1層で形成するために施工期間が早い
短 所 鳥害などの報告がある
低温時の接着強度が出にくい
国土交通省仕様適用仕様 密着S-F1 絶縁S-M1
2.塩化ビニル系シート防水工法
施工法 ニトリル系の接着剤により張付け施工
メカニカルに機械固定で絶縁工法もある
長 所 施工価格が安い
一般的に1層で形成するために施工期間が早い
ゴムシートに比べ表面が硬い
表面にエンボスなどの柄がつけられる。
短 所 材質が硬く、経年で高度が増す
熱溶着または溶剤による液溶着でラップ面(40mm)を
施工するため、職人の熟練度により左右されやすい
国土交通省仕様適用仕様 密着S-F2 絶縁S-M2

3.改質アスファルト系シート防水
           改質アスファルト系シート防水の項で御紹介
4.酢酸ビニル系シート湿式工法
           酢酸ビニル系シート防水シートを酢酸ビニル系樹脂モルタルにて流し張りする工法
5.非加硫ゴム系シート防水工法
           非加硫の合成ゴム系シート防水材で、自着層を持ったものである